母の年金と涙
2月に父が亡くなり、予約してあった年金事務所に母の付き添いで出向きました。
担当の若い男性の丁寧な説明に従い、たくさんの書類を記入して手続きは終わりました。
今まであまり考えたことのない公的年金制度。今回実際に立ち会ってみて「保険」みたいなんだと感じました。長生きしちゃったから、一家の大黒柱が死んじゃったから、そんなリスクに遭っちゃったから助けてもらえたんだな、と。
四十九日も過ぎましたが、母はまだ涙ぐんでは寂しさや後悔を口にします。
いつも陽気で明るく気丈な母が、、、
父に対し文句を言ったりきつい言葉を発したり、若い頃はケンカもしていた母が、「お父さんの偉大さと優しさにあらためて気付いた。」とまた泣いています。
毎年ツツジを見に母と訪れています。
夫婦には夫婦にしか解らないことがあるでしょうし、母にとって今は本当につらい時なんだと思います。
しっかり悲しんでいつか立ち直ることができるように、母に寄り添い支えて、私は私にできることをやります。
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